2017年7月13日木曜日

50のキセキ+21 村野藤吾の建築展

広島現代美術館で展示をしている
村野藤吾の建築 世界平和記念聖堂を起点に
最終日に行ってきました。
 
 

広島現代美術館は、建築家黒川紀章さんの設計で
この山の上にあります。
ハート型の窓が館内にあったり、とても外の景色も感じることもできて
とても気持ちのよい美術館でした。
 
 
 
 
館内にはいると村野藤吾の建築図面や当時のエピソードや
京都工芸繊維大学の学生のみなさんが制作された
建築模型などが展示されていました。
当時の設計されたイスなども展示してあり
とても興味深い展示でした。
 
 
同じく第14回村野藤吾建築設計図展
村野藤吾とクライアント 近鉄の仕事を通してが
3月21日~6月10日まで京都工芸繊維大学で行われていました。
 
当時の図面や写真、学生の皆さまが制作された
建築模型もあり、とても素晴らしい展示でした。

今回2つの村野藤吾展に行き
人柄や建築の思想などを聞き
とても興味深いものがありました。
建築家のひととなりの事を知ると
大切に建物を使い続けることにつながって
いくのではないかと思いました。



 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2017年6月30日金曜日

50のキセキ+20 ル・コルビュジエと前川國男



今回は、前川ずくしの一日を過ごしてみました。
 
東京にある江戸東京たてもの園、東京都美術館、東京文化会館で
世界遺産登録記念 ル・コルビュジエと前川國男 展を開催しています。
 
 



江戸東京たてもの園の入口はこんな感じです。
おもむきがありますね。




館内にはいると、この冊子をいただけます。
天神山文化プラザ2階情報センターの
建築の本を置いてある本棚にありますので
見てくださいね。

このパンフレットもあります!!



館内には建築模型や図面、前川國男のメモなど
とても興味深い展示がされています。
要チェックです!!


ここは東京都美術館です。
入るとすぐにある丸い球体にうつる
東京都美術館とパチリ!!
こんな写真が撮れて最高の気分です。



パネル展:「ル・コルビュジエと、前川國男、東京都美術館」の
佐藤慶太郎記念アートラウンジでしています。


カラフルなイスたちが並んでいます。
窓が大きくて明るい感じがします。

次は東京文化会館です。

「東京文化会館1961~渡辺義雄が撮えた造形美~」を
とても楽しみにしていました。
ぜひみなさんも見てくださいね。


 
 
この入口は天神山文化プラザの入口と
とてもよく似ています。
 
 
こちらは、総合文化センター時代の入口と同じ
青い色です。
 
 
 
このとってはビビットな赤でとても素敵です。
手触りもツルツル
 
こちらは、ルーバーのオンパレードです。
総合文化センターより1歳年上の東京文化会館なので
似ているところがたくさんあります。


駆け足でまわったコルビュジエと前川國男づくしの一日
とても興味深いものがたくさん見れて
楽しかったです。
今年は、近代建築ツーリズムで前川國男を取り上げていっているので
岡山も頑張って発信していきたいと思います。










 

2017年6月18日日曜日

50のキセキ+19 ピロティの天井は青だった!!

現在、鋭意捜査中です!!
 

現在のピロティの天井は黄色です。
当時の新聞によるとコバルトブルーだったと書かれています。
その証拠をみつけるには…いささか困難をきわめています。
 
 
 
この写真は、昭和56年のピロティの天井と
第一展示室の入口の写真です。

昭和46年にピロティの天井を塗り替えたと記録にあり
この写真は2代目になります。

どなたか、昭和37年のピロティの天井が
撮影されている写真をお持ちの方いましたら、
天神山文化プラザまでご連絡をください。
よろしくお願いします。






 

2017年6月4日日曜日

前川建築で前川氏の本を読む


天神山文化プラザの2階にある情報センターにあります
本棚をご存じですか?
 
 
前川國男作品集 建築の方法Ⅰ、前川國男作品集 建築の方法Ⅱ
 
 

生誕100年前川國男建築展




こちらは、去年弘前に行ったときに購入しました。



東京文化会館についての本です。


前川國男氏の人柄にふれ時には涙がでてくる本もあります。



ぜひ前川國男氏の設計した、天神山文化プラザで
本を読みながら前川氏を知っていただけたら…
 
そのほかにも、こんな感じのラインナップです。
 
 
天神山文化プラザの吹き抜けレリーフを制作された
彫刻家山縣壽夫先生の展覧会の図録
 

ユネスコ登録された国立西洋美術館の本もあります。
これから行く方必見です。


京都工芸繊維大学の松隈先生に寄贈していただいた
村野藤吾展の図録です。
学生の皆さんが作られた建築模型が素晴らしいです。


モダニズム特集の雑誌もあります。


ぜひ天神山文化プラザの2階情報センターへ
足をお運びください。
このほかにも、ダンス・演劇・書などの雑誌も
幅広く置いています。
また作家さんから寄贈していただいた
本屋には置いていない本もあります。
 
飲み物の持込は大丈夫です。
ぜひお越しください。


紀伊国屋書店新宿本店では、創業90年記念
「前川國男とモダニズム建築」フェアを開催中です。
京都工芸繊維大学の松隈先生の撮影された写真や
模型も置いてあるそうです。

 



2017年5月19日金曜日

50のキセキ+18 前川建築を堪能する(林原美術館と岡山県庁)

さて次は、林原美術館です。
 

時代劇のセットのような木の扉をあけると…
訪れる人たちを迎い入れる階段が見えてきます。
美術館の入口に向かうこの道
なんだか私もわくわくしてきました。
 
 
よくみると扉のとっての形は、弘前市民会館の
塗のとってとよく似ています。
前川建築のちょっとしたディテールが素敵ですね。

焼きすぎレンガが特徴です。
 
 
 
林原美術館での記念撮影。
この日は展示の撤収作業中ということで
お庭とロビーを見学しました。
 
次は岡山県庁へ向かいます。
岡山の前川建築は歩いて巡れる距離にあります。
 
  
黒いカーテンウォールが出迎えてくれました。
 
 
 
県庁の裏はこんな感じです。
見あげると圧巻ですね。
 
 
屋上はこんな感じです。

 
 この建物の形も面白いですね。
 

屋上から見る旭川は晴らしいですね。
天神山文化プラザや岡山県庁の
コンクリートは旭川の川砂利を使っています。
 
 
 
県民室の空間は、備前焼の壁面です。
素晴らしいですね。
県民の憩える場所です。
 
 
 
 
 岡山県庁での記念撮影は
非公開の回廊で撮りました
京都工芸繊維大学の卒業生である県庁職員の方も
来てくださいました。
 
今回の3つの前川建築、天神山文化プラザ、林原美術館、岡山県庁を巡る
建築探訪は、京都工芸繊維大学の学生の皆さまの驚きの歓声など
私もそばにいて、とても嬉しかったです。
この3つの前川建築は歩いて巡ることができ
岡山県立美術館や岡山市立オリエント美術館などが
隣接しています。
建築と文化の融合をぜひお楽しみいただけたらと思います。
 
これを機会にまた建築探訪に来ていただきたいです。
みなさんありがとうございました。
 
 
 
 
 
 
 
 

2017年5月18日木曜日

50のキセキ+17 前川建築を堪能する(天プラ編)

 
京都工芸繊維大学の松隈先生と学生の方々が
 
岡山にある3つの
前川建築(岡山県庁、天神山文化プラザ、林原美術館)を
探訪にこられました。
 
まず最初は、天神山文化プラザです。
 
 
 
 
 
開放的なピロティ。
天神岩もあり、訪れる人たちの心癒される空間でもあります。
 
 

熱心にレリーフを見入る学生さん達。
30歳の若さで抜擢され制作した山縣先生に
感動の歓声があがりました。
 
私もぜひ見てもらいたかった北側の垂直ルーバー。
 
 
屋上庭園です。(非公開)
ここから見る小さな岡山城も最高でしたね(笑)
 
 
 
お決まりの記念撮影はやっぱりレリーフ前で!!
みなさん素敵な笑顔です。
 
 
 
 

2016年12月9日金曜日

50のキセキ+16 岡山県立美術館

天神山文化プラザに歩きで来る方は
おなじみのこの道は、実は県立美術館の敷地なのです。
この坂をあがると、、、


天神山文化プラザへの続く道には、岡山県庁跡という石碑があります。
天神山文化プラザ(旧総合文化センター)が
建つ前は岡山県庁でした。


この碑は、岡山県立美術館を設計した岡田新一氏によるものです。

写真左側にあります花壇を高い位置からみると
三つの花壇に見える石のアーチは、
岡山県立美術館ができる前にあった警察署の
建物の一部がここにあります。



㈱岡田新一設計事務所の代表取締役社長の津嶋様にお聞きしましたところ、
元県庁、元警察署という行政の中心であった場所に
文化の中心を持ってくるというコンセプトにおいて、
万成石でつくられたアーチや柱頭は、その場所の
記憶残しておく重要な都市の要素と
建築家岡田新一氏は考えていたそうです。

前川先生が、設計された天神山文化プラザとの
関連も設計設計当初より岡田氏がもっとも気に掛けていたそうです。
天神山そのものが、かつて瀬戸内海に突き出た岩礁のひとつであり
岡山にとってシンボリックな地勢に他ならず
そこにある天神山文化プラザの存在を
どのように都市として継承すればよいか頭を悩ませたそうです。
岡山県立美術館のボリュームが大きいだけに、
前川先生の作品の前に立ちはだかってしまうのは
避けがたく(地盤は硬い岩盤で、地下2階以上深くはできなかった)



なんとかボリュームを消し去ることはできないか思案した結果が
ラスタータイルと唐三彩緑釉タイルの壁面でした。
ちょうど天神山文化プラザとの境界沿いに郡生していた
竹の景色と相まって空に連続する
都市の背景を創るデザインになったそうです。

岡山県立美術館の冊の美術館の紹介では
金属皮膜で塗装されたこのタイルは、玉虫色のように
光や見る角度によって色調が
微妙に変化するとあります。


中庭に、無駄のない重厚な外観とは一味違う
デザインの石柱が置かれている。
これは旧東警察署から移された柱頭装飾であり、
ぐるりを覆う細やかな文様を確認できるとあります。
とても細かい彫刻をされた素敵な石柱ですね。



芸術を人々と、文化を社会と繋いできた
岡山県立美術館が昨年度には日本建築家協会の
25年賞を受賞したそうです。
建築家である岡田新一氏が逝去されても
今なお彼の設計した多くの建築物は
世界中いたるところで佇み、この先も
永く在り続けるに違いない。と書かれています。

私も今回、この普段使っている道や
2階の情報センターから見ている岡山県立美術館が
こんなにも建築家岡田新一氏の思いが
込められていることを知りとても感動しました。
県展のときにだけに開く天神山文化プラザと県立美術館とをつなぐ扉も
設計者の気持ちが込められたものなのかもしれないと思いつつ
いつの日かこの扉がいつでも通れて
人々が行き交うときがくればいいのにと思いました。

岡田氏が設計した岡山県立美術館とオリエント美術館を
ぜひ探訪してみたいという気持ちがでてきました。