2019年3月30日土曜日

50のキセキ+61 石川工業高等専門学校

石川工業高等専門学校の建築研究部の
1年生から5年生の学生9名と
顧問の教官が見学に来られました。


建物の特徴であるピロティの役割や
奥にみえる天神岩と緑の木々が、
人々を癒す空間になっている説明を受けています。


建物の吹き抜けレリーフを見上げて、、、。
鳥にみえる気がしてきましたか?


スリットがどういう役割をしているのか、
遊び心が随所にみられます。


2階ロビーにあがってくると、
空調が出ているスリットや
星空の照明、前川國男が名付けた成層圏ブルーの天井に
みなさん驚かれている様子。


屋上にあがってくると、レリーフの頂上は
こんな感じになっています。
また、思い思いに散策をして屋上から
カルチャーゾーンにある有名建築を屋上から見ることもできます。


初めてお電話を学生の方から頂いた時
「記念写真を天神山文化プラザで撮りたい」という
申し出がありました。
屋上で一列に並んで撮影と思いきや
未来の建築家を目指す方々は、
こんな感じに自分の好きな場所にスタンバイ
写真家植田正治さんの写真みたいなのがとれました。


インスタばえするこのブルーの壁のところで
どんな素敵な写真がとれたでしょうね。


西側から見る天神山文化プラザ。
コンクリートの打ち放しの直線的外観。
宙にういたように見える階段、スリットが
よくみえます。


石川高専の建築研究部のみなさんは、
学生自らが訪問先を決めて
計画をして実行をしているそうです。
天神山文化プラザを選んでくださりありがとうございました。

建物と県内最大級のパブリックアートとして
創造・再生し50年後の人たちに愛される
建物でありたいと思います。
またいつか来ていただけるようお待ちしています。
ありがとうございました。













2019年3月21日木曜日

50のキセキ+60日本万国博覧会鉄鋼館

大阪の万博公園内にある鉄鋼館は、万博終了後
現在はエキスポ70のパビリオンになっています。

万博公園の中には、岡本太郎の太陽の塔があります。
私もはじめて知ったのですが、裏側はこんな感じです。


館内を歩いていくと、前川建築らしき匂いのする
エキスポ館がみえてきます。
外観はコンクリートの打ち放しです。
私の知っている赤や青の色ではなく
オレンジや緑の壁の色はとても珍しく感じました。
どうしてオレンジと緑色なんだろう?


館内にはいると前川建築にみられる
解放いっぱいの一面のガラスのロビーがあります。
開放感がありますね。


2種類のタイルの貼り方がされています。
照明は前川建築にみられるのと同じです。
また、天井の照明は星空のように配置されてるようにもみられます。
天井は、このままの色だったのでしょうか?
なぞが色々でてきます。
またいつかこの疑問の答えをお知らせしますね。


この色使いはよく見る感じです。

説明文もあります。

当時のサイケなお嬢さんも展示されています。

当時、スペースシアターと呼ばれた実験的な円形劇場なども
ガラス越しにみることができます。

何もしらず館内を巡っていると、
遊び心があって、どこか前川らしさを感じて
展示パネルの中に前川國男の顔をみつけて
やっぱりとうれしい気持ちになります。









2018年11月29日木曜日

50のキセキ+59 おかやまアーキツーリズムガイドブック


著名な建築家が手がけた県内の近現代建築を紹介する
『おかやまアーキツーリズムガイドブック(仮称)』の
製作を岡山県が予定していて、天神山文化プラザも
ガイドブックに掲載予定です。


岡山県立大学の学生が見どころや気に入った場所を調査して
その結果をもとにデザイン会社がガイドブックを
作成するそうです。

本日、県立大学の学生の方達7名が
調査に天神山文化プラザに来られました。

彼らの調査姿はこんな感じ!!
とても楽しんで調査されていました。

屋上入口の赤いドアとブルーの壁で
ここはインスタ映え1番人気です。


私も彼らにまじり撮影!!

階段の切れ込みのところからの撮影。
すばらしい感性です。



とても楽しそうですね


やっぱりピロティでは楽しい声が聞こえてきました。




さすがデザイン関係の学生のみなさんは
じっくり見ています。


みなさん初めて天神山文化プラザにお越しいただき
とても楽しんで撮影をされていました。

ぜひ素晴らしいガイドブックができあがるのを
とても楽しみにしています。
また遊びに来てくださいね。










2018年11月4日日曜日

50の会キセキ+58 おかやま有名建築みてあるき 

11月4日(日)おかやま有名建築みてあるき
~近現代建築を「知る・観る・楽しむ」~見学会がありました。
天神山文化プラザ9:00スタートにもかかわらず
見学者の方が来て下さり本当にありがとうございました。
午後からはたくさん見学者が来てくださいました!!


レリーフの頂上を見上げる見学者たち

屋上から見るレリーフの頂上
トップライトを見る


記念写真をパチリ!!
最期は西側の所から建物を見る。
彫刻的で素敵なたたずまいです。


このみてあるきツアーにそっていくと次は
県立美術館へ見学にいきました。
中庭においてあるオブジェ
県立美術館の前にあった警察署の柱の
一部分だそうです。
RSKが建設前で
屋上にあがるとオリエント美術館が見えます!!

屋上のドアもタイルで覆われています。
おしゃれです。
なぜドアまでタイルが貼られているのか
たぶんこのドアを開け閉めしたら重たいのだろうとご質問したら、

このツアーに㈱岡田新一設計事務所の取締役社長の津嶋様が
東京より来られていて、お聞きしてみました。

屋上のタイル張りの扉は、消防隊進入用の扉で、
火災時万が一のものですのでご心配なく!!
という説明をいただきました。



こちらは県立美術館前のタイルは
とてもおしゃれです。

今回、岡山県立美術館とオリエント美術館を見学しました。
日頃みることができないバックヤードなど見学できて
とても感動しました。
ぜひみなさんも建物をみてあるきしてみてはいかがでしょうか?












2018年10月31日水曜日

50のキセキ+57 前川君弘前大学の学祭登場!!



10月20日弘前大学の学園祭に、前川君が登場!!

弘前市景観ブースにて『前川國男から始まる日本近代建築ツーリズム』を
ご紹介するために、弘前初上陸です。

弘前市役所の方にそのときのお写真をいただきましたので
ぜひみなさんにご紹介しますね。



戦後の日本建築界をけん引した前川國男氏の手掛けた建築物がある
8自治体のポスターも展示されています。
タキシード姿の前川君素敵です。


今回の手土産は、ビスケットに続く第2弾!!
マシュマロに弘前にある8つの前川建築がプリントされています。
マシュマロ好きな女の子のハートは
がっちり掴めている感じです。



昨年12月に岡山県庁のロビーで前川君と青図の展示をしていただき、
岡山駅構内の地下ロビー、英語の紹介文もつけて展示をした
倉敷美観地区廣榮堂ギャラリー、倉敷郷土玩具館、
岡山県生涯学習センター人と科学の未来館サイピア、など前川建築の
情報発信として前川君は活躍しています。

次は11月4日、岡山科学技術専門学校の文化祭に
前川君が登場します。
ぜひ遊びに来てくださいね。







2018年8月25日土曜日

50のキセキ+56 喫茶プレキャスト 屋上編

天神山迷図最後の
屋上一般公開は、18:30から、
たくさん方にお越しいただきました。

台風が過ぎ去った24日の屋上は
こんな感じです。
たたずむダンサーの山口さん


月がきれいにでていました。

定刻、屋上での喫茶プレキャスト
オープンです。

たくさんのお客様に
屋上庭園で前川國男の聖地、
弘前の葉とらすジュース
子どもから『あの美味しいりんごジュースがある』
喜びの声が聞こえてきました。
ありがとうございました。
ぜひ弘前の風を感じていただけたと思います。

2階第3・4展示室では、
「マッピング劇場」では、暗闇の中に広がる
不思議なバーチャル空間です。
こんな写真もとてもすよ!!
ぜひぜひ体験してみてください。
きゃあああああっと叫んでも大丈夫です。
この展示もあと2日です。
最終日は16時です。


50のキセキ+55 喫茶プレキャストピロティ編

台風も無事に過ぎ去り、
きのうは、とても暑い一日になりました
喫茶プレキャストピロティにて
オープンしました。




最初のお客様は、ダンサーの山口佳子さん




喫茶プレキャストに来店されたお客様には
前川國男のバッチかマグネットを
プレゼントしました。


 
喫茶プレキャストをオープンするにあたり
数々のあたたかいお気持ちを
いただきました。
10周年の記念のオリジナル
てぬぐいで、私の着ている上着、
髪飾り、テーブルクロスなどを
作っていただきました。
また来客のみなさんにお渡しした
前川國男バッチやマグネットは
天神山文化プラザスタッフの
お手製です。
デザインは昨年天神山迷図で共催の
建築家のしごと展のメンバーの
トリムデザインさんです。


参加したい!!という強い気持ちを
素敵なカタチにしていただきました。
本当にありがとうございました。